無限∞空間ー新館

1973 MFJ第3戦ノービス125 (CB125S鈴鹿レーシングSPL) 「21」於: 鈴鹿サーキット

CB125Sレーサー(鈴鹿レーシングSPL)

レース事始(回顧)ー17(ジュニア昇格/最終章)

昇格したら、同期で独占する事は無かった ノービス時代では、直線で抜けた2ストツインのTA125も ジュニアクラスでは、ちゃんとセッティングが出来て来て スリップストリームを使っても、中々抜けなくなった コーナーリングスピードも鈴鹿レーシングと同等になっていた シーズン前も、1年前の高揚は無…

レース事始(回顧)ー16(手首骨折)

筑波の後、10月のGPに向けて気分よく準備していった 125の改造は特になかったが、 ダブルエントリーの90クラスのマシンを用意した 先輩の125に90のエンジンを載せ、タイヤもF2.00/R2.25と細くした このサイズは、昔のGP50ccクラスに採用された物で 125ccの2.50サイズとは全く異なる走…

レース事始(回顧)ー15(筑波サーキット初参戦/快走)

9月 第4戦は筑波 4月の第1戦は治療明けで裏方仕事だったから、初走行~ 初めてのサーキットは「小さい/狭い/回り込み」ってのが第一印象だった 「峠道みたいな鈴鹿」は先の見えない「ブラインドコーナー」が多い ここ筑波は、小さいRのコーナーが3つ有るので、そこが問題だ…

レース事始(回顧)ー14(4時間耐久レース)

7月後半の「4時間耐久レース」に向けての準備が始まった N125には、松山/木山 吉村/飯島 の2組と そして自分は佐藤健正君と組んだ 佐藤君は1期下だが、2年目でN250にデビューして頭角を現していた 3番手のチームだが、どこが勝っても良い状態だった(はず?) …

レース事始(回顧)ー13(初の表彰台)

いよいよ「ヘッダー画像」の'73第3戦と相成った この時に新コンパウンドのタイヤが完成していた ノービス125の予選で4人共に2分40秒台半ばのタイムが出て、 チーム内でもザワ付き始めていた(125の先輩方々が) 予選4番手でスタートして、 1周目に4番手でメインスタンド…

レース事始(回顧)ー12(デビュー戦)

1973年5月 GWが終わったあとだったっけ MFJロードレース第2戦 バイクもモデルチェンジし「実戦タイプ」になり、全てが整った 予選の事は覚えていないが、2列目の何処かに居た(8番手辺り) スタートの練習もちゃんとやっていたし、周りはホンダ関係がずらり 緊張はしていただろう…

レース事始(回顧)ー11(復活)

’73/2月下旬から3月末に掛けての入院生活も終え 退院のためにギブスを取ると、やせ細った情けないフクラハギ 自分の体重を支えられなくて、まともに歩けやしない ポキンと折れた骨折では無く、左くるぶしの内側の骨が欠けて 小骨が浮遊しているX線画像を見せて…

レース事始(回顧)ー10(1回目の骨折)

’73/2月になると、4月のデビュー戦に向けて充実した練習が続く バイクにもカウリング(CS90お下がり)が付き、レーサーらしくなった CR31キャブも装備していた(RSCヘッドキットは、まだ) この日スポーツ走行が始まって暫くして、松ちゃんコーナーを越え スプーン入口のコーナーのINに向かった…

レース事始(回顧)ー9(成人式の日も練習)

鈴鹿市の成人式にも出ないで、サーキットに行っていた 走行前に組立ミスでクラッチカバーから「オイルだだ漏れ」が発生 寮にオイル(カストロR30)を取りに帰ると丁度記念撮影をやっていた ツナギの上に作業ジャンパーを羽織ったままで、一緒にパチリ このあとサーキットに引き返して練習した …

レース事始(回顧)ー8(充実の年末合宿)

3分を切った時の記憶が無いが、練習は楽しかった 台風が来るのに強風の中走ったら(台風の後だったっけ?) ゴキブリを上ってデグナー手前で風向きが変わりフラフラして走った 二日酔いで気持ち悪いのにも関わらず、走り回った モドシそうになるとピットインしてト…

レース事始(回顧)ー7(GW合宿ブレイクスルー)

マシンも結構な仕上がりとなり、走行にも慣れてきて、 もう一段上に昇る準備は完了した その時が、やっと来た 1972年5月に2回目の合宿参加となる 会社前の「平田宿舎(期間工の宿)」で寝泊まりして5日間 I沢さんに3日間引っ張って貰った、と記録に…

レース事始(回顧)ー6(改善作業)

入社して1年が過ぎると、会社生活にもすっかり慣れ オートバイ部にも新人の顔がちらほら見られる様になっていた 1期下の小嶋君・佐藤君も入部してたはずだが、記憶がない 先輩の手伝い(専属メカニック)をしながら 自分の走行練習にも精を出していた が、中々…

レース事始(回顧)ー5(エンジン性能アップ)

職場での仕事は、量産加工ラインで使用し摩耗した「カッター/ドリル等」を 「再研磨」する仕事で「削る/磨く」の作業がほとんどだったため、 エンジン弄りには、凄く役に立った(あの仕事は好きになれなかったが) 高校生の時に愛読していた「モーターサイクリスト誌」のチューニング…

レース事始(回顧)ー4(練習三昧)

記憶だけに頼った記事は何かと間違いが多くなる ただ「間違い」かどうかは、自分しか判らない 「私の記録」の切り抜きが有ったのを思い出して、探してみた 有った 有った たった8ページなのだが 2年目の記録が少し書いてあった 感想 「若き自分、よく頑張っ…

レース事始(回顧)ー3(初合宿)

マシン作りを楽しみ(苦しみ)ながら、初走行の準備をする 一番大事な防具購入と、コース走行必携のSMSCライセンスを取得する事にする ヘルメットは当時の最新型「フルフェイス」を買った(既に「BELL」も有った) 給料が3万ほどの頃、「正栄」製が2.5万ほどした ベルは4万以上した…

レース事始(回顧)ー2(マシン製作)

オートバイ部に入部したものの、先輩の手伝い以外の仕事は無い その状態が、10月の「日本GP」が終わるまで続く ロード部門の同期も随分いたのだが(40人?) 我慢出来ずに、GPが終る頃には4人しか残らなかった(木山/飯島/吉村/私) 他の色々な遊びも有るんで…

レース事始め(回顧)ー1(オートバイ部入部)

(高校卒業後、1971年の3月に本田技研鈴鹿製作所に入社した) 「ホンダ」に入社した頃は、レースを始めるなんて考えもしなかった 入社してボーナス支給月(6月)に中古のCB450EXPを買って 同じ寮の仲間でツーリングなんかをして、遊んでいた 同期入社で北九州出の「…

「F1」鈴鹿最終コーナーでのドラマ

このブログのヘッダー画像には 鈴鹿サーキットの最終コーナーが映っている 剥き出しのガードレールの外側は夏草が茂っている 50年前のレースでは、「伏せっぱなし」の「全開」で下っていた ジェットヘルなので、「アゴ」がTOPブリッジのセンターナットに接触して レース後…

鈴鹿8耐 HRC Win!

1973年 4耐走った! リタイヤしたが この頃が一番乗れていた ちょっと勘違いしそうな気分だった 9月にこけて左手骨折し、現実に引き戻された

クラブマン2号(改)復活はアリか?-106(メガフォンマフラー改造-7/確認)

早朝、湖畔の公園に行き音量音圧を確認する まずは、M5ネジを入れないで回す 開放タイプより、マイルドな音になった 破裂音⇒野太い みたいな変化を感じる 音量は、少し落ちたみたいだか、 計測器が無いと正確には判らない 18個の穴の6個にネジを入れてみる 大して変…

CB125Sレーサー オリジナルメガフォン後端の改造-2(リフレクター溶接)

ライトデザインに行き、1ミリ厚鉄板(SPC?)でリフレクターを作り溶接して貰う 毎度の綺麗な溶接に感激! 小嶋社長Thanks!! まん丸の出口に力強さをアピール!

CB125Sレーサー オリジナルメガフォン後端の改造-1

叩いてリフレクターを形成していた「オリジナルメガフォン」は、 カチッとしない形状が気になるので、 別部品のリフレクターを追加したい 先ずは、絞った後端を元に戻す(完全には戻らないが) 凹みも有るし、ハンマーで叩いて修正する(打音がうるさい) パイプを置いて叩くが、中々平ら…

クラブマン2号(改)復活はアリか?-101(メガフォンマフラー改造-3塗装)

メガフォン部のバリ取りをして、 ざっと、トップヒートで耐熱塗装する 今日は、絶好の塗装日和だ 8時から9時まで作業 日差しも強く暖かい1日になりそうだ

CB125Sレーサー サイレンサ付マフラー後端加工

メガフォンマフラー後端が切りっ放しなのは、どうも見た目が悪い 欠け部を補修した後 リフレクターを追加する 消音器を付ければ見えないのだがね

CB125Sレーサー(鈴鹿レーシングSPL)の電気式タコメーター-3(実働確認)

明日の天気が怪しいので、午後に作業する CB90JXにIGコイルとACGを組んで始動する(イグナイター・メーターは別置) CR33キャブ装着のままだが、始動さえすれば問題は無い 始動し8000以上まで回すと、購入メーターは無事動いた (嬉) 大枚叩いて購入した甲斐が有った 良かった!良…

CB125Sレーサー(鈴鹿レーシングSPL)の電気式タコメーター-2(配線割込み)

CDIユニットを並べて検討 メーターに付属している割込み配線の中身を確認する メータの配線に小型ギボシを圧着する CDIイグナイター直前の配線を捲って、メーター線を繋いで終了 明日、CB90JXに組んで動作確認したい 2つのメーターの抵抗が、随分異なるので大丈夫かな? 9時から11時ま…

CB125Sレーサー(鈴鹿レーシングSPL)の電気式タコメーター-1(試作品?)

既にCDIユニットは入手済で実働確認している(CB90Rで走行確認済) 先日、懐かしい「電気タコ」をYオクで見つけ、即決で落札(¥25K) 左:鈴鹿レーシングの試作メータ(実働)右:今回入手品 当時7000以下の回転は使わなかった(走れるが、パワーは無い) 常時9000~15000を使って…

CB90・R Ver.2 フルカウル装着(B案)-17 新旧比較-2

中央:1973年型CB125S(EJゼッケン) 現在所有しているマシン 1974年から四角のゼッケンになった(ディトナマシンと同じ) カッチョ悪~い これは、'73に塗り替えた(無限さんが塗ったか、羽田君か?) 右画像は'73のマシン ゼッケンベースは楕円で有るのが判る 車体は、無限さんの体格に合わ…

CB125SレーサーのタンクをFRP補修

5/4のモテギ以来6/6までず~とGASを入れっ放しでホビオに積んでいた 和室に移動した時、タンクにGAS滲み(漏れでは無い)が有ったので 表面を少し削り取って、FRPで補修した(右側だけだった) 30年以上前に入手した時は、ボロボロの状態でかなりの面積を補修した そ…

CB125Sレーサーのエンジンを戻し和室に保管

167エンジンを載せていたので、オリジナルの122改124エンジンに載せ替え 「和室」に保管 CDI点火からフラマグ点火に戻す ポイント点火で14000回転まで、何の問題も無い(つい回し過ぎる) 「TL125」のポイント/ガバナーを組む 進角したままにする(針金で固定) さて、次の出番は…