東静岡の新米爺さんから、カムチェン部から突然異音が発生!(泣)とのTEL
おそらくテンショナー下のEリングが外れたんだろうから、こちらに送ってと返答
早速見てみると、案の定Eリングが有りません (このエンジンの弱点のひとつ)
幸い、ケースに落ちた部品も出てきました(右側のEリングは参考)
Eリングをやめて、M5のネジを取り付けます(M4の方が加工し易い)
Eリング溝まで削り取って、CAPボルトを付けます
CAPボルトの頭の径は8.5ミリ、シャフト径は6.5ミリなので、もう絶対外れません
LOCレース用のCB125Sエンジンは、全てこの方式に交換(M4ネジ+平ワッシャー)
レース仕様でEリング゚が落ちると、ピストンとバルブが当たってピストンに穴があくか、
バルブが曲がって大変な事になります(エンジンブロウですめば幸運ですがね)
燃焼室のカーボンが多かったので、カーボン除去/バルブ摺り合せ/ステムシール交換
テンショナーのスライド面が剥がれていたので、程度の良い中古品に交換
チェンジ/カウンターのオイルシールも交換しました ドレンのOリングも交換
エンシンフィルターのスラッジも除去(あまり無かった)
TOPリングの合口スキマが少し大きい(0.5ミリ 次回は交換かな?)
ピストンピンクリップもちゃんと入れて(笑)
新品のヘッドガスケットを組んで、ヘッドを被せます
点火時期とポイントスキマを調整して、終了
現在、CB90が不動状態になっているので、試走は出来ません
このまま返却します ま、大丈夫でしょう
出戻り3回目のエンジンです(苦笑)