無限∞空間ー新館

1973 MFJ第3戦ノービス125 (CB125S鈴鹿レーシングSPL) 「21」於: 鈴鹿サーキット

CB125JXシッカマン号の’17シーズン初頭の整備-2

エンジンの状態は、フィルターの汚れ具合を見るとある程度判断出来る

スラッジ等も極めて少なく、良い状態である(中古エンジンでは、タップリ溜まる)

遠心フィルターをキレイに掃除して、網フィルターは内側からエアーを吹いて終了

クラッチのフリクションディスクが、やや古く摩耗も少しある(2.75ミリ程度)ので

中古良品(2.90ミリ以上)に交換する プレートの摩耗は無い

XR200のスプリングを組んでいるので、滑りは無かったが、念のため

オイルポンプも外してOリングを確認 「440刻印」を再確認

クラッチ側は、全てOK~

ヘッドを外して燃焼室確認 茶色で乾燥しているのでBestに近い

ピストンヘッド裏にオイル焼けが無いので、MJをもう少し薄めに出来るかな?

ピストン/シリンダの当り部分を軽く磨く TOPリングスキマも0.3ミリ以下でOK

ピストンのピン穴に少し帯状のキズが有るので、磨く(ピストンピンも)

バルブを外して摺合せを行う 漏れ確認して終了

軸受部はキレイだが、カム山のEX側に、いつものキズが発生しているので

油砥石で修正して、#400のペーパーで磨く

ロッカーアームのスリッパー面にはキズは無いので、カム山は通常の摩耗だ

クランクのガタを確認して、ピストン/ヘッドを取り付ける

乾いたカーボンは取り除かないが、ピストンサイド(TOPリング上)は除去する

カムチェーンの固着も無い(伸びも無い) 少し張り気味に再調整

バルブクリアランスを少し多めにする(ネジの角度で調整/シクネスゲージは使用しない)

大きな不具合の無いエンジンでした 特に交換部品した部品は無し

やはり3時間程度しか走っていない感じである

明日車体に載せて、始動/オイル上がりを確認したら完了だ

本日は、7時半から10時半まで3時間で終了