元々1号機(紅~号)に積んでいたデコンプ装置の付いたエンジンなのだが、
軽くキックを踏むと、ラチェットに掛かった所から戻って来ない現象が有った
ワイヤー注油なんかでも改善しなかったので、内部のカムの接触面を確認した
どうもクラッチ側のカムが、機構上グラグラするので(片持ち支持のシャフト)
カム同志のエッジで当たり「カジル」状態になっていた様だ
カムエッジをダイヤヤスリで均して、カムの中央付近で当たる様に修正する
組み込んでキックペダルを軽く降ろすと、きちんと戻って来た
OK~修理完了 過去4基OHした中でこの1基だけに発生した現象なり
寒い朝で有ったが、日が上がると陽だまりは暖かい 1.5時間の作業