無限∞空間ー新館

1973 MFJ第3戦ノービス125 (CB125S鈴鹿レーシングSPL) 「21」於: 鈴鹿サーキット

TL125(JD06)170エンジンのキック戻り不具合の修正-1

元々1号機(紅~号)に積んでいたデコンプ装置の付いたエンジンなのだが、

軽くキックを踏むと、ラチェットに掛かった所から戻って来ない現象が有った

ワイヤー注油なんかでも改善しなかったので、内部のカムの接触面を確認した

どうもクラッチ側のカムが、機構上グラグラするので(片持ち支持のシャフト)

カム同志のエッジで当たり「カジル」状態になっていた様だ

カムエッジをダイヤヤスリで均して、カムの中央付近で当たる様に修正する

組み込んでキックペダルを軽く降ろすと、きちんと戻って来た

OK~修理完了 過去4基OHした中でこの1基だけに発生した現象なり

寒い朝で有ったが、日が上がると陽だまりは暖かい 1.5時間の作業