無限∞空間ー新館

1973 MFJ第3戦ノービス125 (CB125S鈴鹿レーシングSPL) 「21」於: 鈴鹿サーキット

CB90R(B2)エンジンの整備

2021/5のLOC走行会以来動かしていなかったエンジンを整備する

重~い鉄シリンダーを100ccにボアアップしている

89ccのノーマルピストンは、もはや手に入らない 

Yオクで買った輸出用の100ccピストンを使う

オイルフィルターのスラッジも最小で、問題ない

クラッチプレートに「焼け」が有るので、中古良品と交換する

過去に焼けた事の経験はないが、「半クラ」を多用するのが原因かな

100ccの排気量は、非力であるから無理もない

クラッチスプリングはTLR200用で2ミリ程長い物だ

「440」刻印のフィルターケースは、ギアが当たるので段付き加工が必要

カムシャフトのカム山に少々摩耗が有るので

耐水ペーパーで均し「青砥」で磨き上げる 軸受も磨く

レーシングカムは、カム山が太いためヘッドの穴にギリギリになる

燃焼室のカーボンが、やや多い キャブセッティングが、少し濃い

ピストン/シリンダー/ピストンピンの異常摩耗は無い

自作軽量クランクのガタも無い

ヘッドガスケットが無くて125用の鉄板製を1枚(0.3ミリ)使っていたが

銅板(0.3ミリ)で自作したので「焼きなまし」して

両面に液体ガスケットを塗って組み込む

ガスケットが薄い分スプロケットの穴をずらした位置に開け直している

XL125K2の点火系部品を使い「マグ点火」にする

BATが無いのが良い

出来た

エンジンを久しぶりにOHしたので、作業時間が掛かった

まぁ丁寧にやるのは良い事だ

6時半から10時まで作業

暑さは無くなったから、汗もかかず捗る 良い季節になった