サイコロン号に搭載して、
2019年11月に走ったっきりのエンジンの中身を確認する
カム山に摩耗が見られる
三角砥石で均し#1000のペーパーで中仕上げし、
青砥でピカピカに仕上げる
ジャーナル(軸受)も磨く
ロッカーアームに異常摩耗は無かった
カム山は常に磨いておかないと、
ロッカーアームが摩耗する
バルブのコッター部に傷が有ったので細目砥石で磨く
ステムヘッドの摩耗も無い
バルブの当たりも問題なし
擦り合わせは無しで組む カーボンも落とさない
バルブ径の小さい初期型「J」のヘッドだ
ピストンは、ヘッドのやや低いXL200用を使う
バルブ径の大きい「JB」ヘッドには、XR200のピストンを使う
クラッチスプリングを黄色のXR200用に交換する
ノーマルより4ミリほど長い(34.5ミリ⇒38.5ミリ)
滑りは無かったが、将来必ず滑り始める
遠心フィルターも必ず確認 スラッジはほとんど無い
ただ3個のM5ネジの1本の締め忘れが有った
危なかった(フィルターからオイルが漏れて焼付く)
ピストン・シリンダの異常摩耗もなく、極めて良い
コンロッドのガタも最小 異常は無い(2番目に心配な部品)
セミレーシング用に軽量加工済(自作)
なにはなくても「軽量クランク」が「レーシング風」を演出してくれる
カーボンは落とさないで組む
ジャーナル/カム山には高級グリスを塗って組む
狭かったポイントスキマを調整 点火時期はノーマル
機械式進角ガバナーもノーマル
完成 明日車体に積み始動確認する
久しぶりのエンジンバラシも問題なく終了した(嬉)
8時から12時まで作業
早朝は8℃程だったが、日が昇ると日差しが有り暖かい