無限∞空間ー新館

1973 MFJ第3戦ノービス125 (CB125S鈴鹿レーシングSPL) 「21」於: 鈴鹿サーキット

クラブマン2号(改)復活はアリか?-113(11号機エンジンの整備)

サイコロン号に搭載して、

2019年11月に走ったっきりのエンジンの中身を確認する

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カム山に摩耗が見られる

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三角砥石で均し#1000のペーパーで中仕上げし、

青砥でピカピカに仕上げる

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ジャーナル(軸受)も磨く

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ロッカーアームに異常摩耗は無かった

カム山は常に磨いておかないと、

ロッカーアームが摩耗する

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バルブのコッター部に傷が有ったので細目砥石で磨く

ステムヘッドの摩耗も無い 

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バルブの当たりも問題なし

擦り合わせは無しで組む カーボンも落とさない

バルブ径の小さい初期型「J」のヘッドだ

ピストンは、ヘッドのやや低いXL200用を使う

バルブ径の大きい「JB」ヘッドには、XR200のピストンを使う

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クラッチスプリングを黄色のXR200用に交換する

ノーマルより4ミリほど長い(34.5ミリ⇒38.5ミリ)

滑りは無かったが、将来必ず滑り始める

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遠心フィルターも必ず確認 スラッジはほとんど無い

ただ3個のM5ネジの1本の締め忘れが有った

危なかった(フィルターからオイルが漏れて焼付く)

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ピストン・シリンダの異常摩耗もなく、極めて良い

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コンロッドのガタも最小 異常は無い(2番目に心配な部品)

セミレーシング用に軽量加工済(自作)

なにはなくても「軽量クランク」が「レーシング風」を演出してくれる

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カーボンは落とさないで組む

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ジャーナル/カム山には高級グリスを塗って組む

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狭かったポイントスキマを調整 点火時期はノーマル

機械式進角ガバナーもノーマル

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完成 明日車体に積み始動確認する

久しぶりのエンジンバラシも問題なく終了した(嬉)

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8時から12時まで作業 

早朝は8℃程だったが、日が昇ると日差しが有り暖かい