ポンチを打ってローラー表面に凸凹を付けた位では、
充分なグリップが無く、ローラーの滑りが大きい
特に、冷間時の始動に手こずっている
167ccの高圧縮エンジンでは、滑りまくる(先日のツクバで)
タイヤク屑が盛大に出るのも、何だかなーって思っていた
タイヤを乗せて当たり具合を確認すると、
ローラーの勾配とタイヤの丸みは、およそ合っている
そこは考えて加工したはずだ(図面無しの現物合わせで作った)
前ローラー(従動側)
後ローラー(駆動側)
ローラー円周に縦溝を掘る事にした
マスキングテープを巻き、加工線を10ミリピッチで引く
加工線に沿って、切断ディスクで掘る
エッジでグリップするため、溝の深さは1ミリほどで十分だ
ディスクの丸みも丁度合っているから、一瞬で掘れる
タイヤの接触部位と一致する感じで、上手く加工出来た
早速、公道タイヤを履いた車体で始動させる
OK~ 滑りはほとんど無く、簡単に始動
特に冷間時のエンジン始動に時間が掛かっていたが、
これで、ずいぶん楽になった よしよし
もっと早く気付くべきだったが、
機械の改良とは、凡そこんなもんである(32年間の設計業務従事)
世界でただ1台の「折り畳み」出来るスターター
前ローラー駆動のタイミングベルトが緩くなったので、
テンショナーの位置を調整したかったが、調整代が無い
折り畳んで、テンショナー取付穴を2ミリほど拡げる
ピシッと張れた ここの「遊び」は不要だ
9時から10時半まで作業 その前に「障子張替え」を1枚仕上げた
早朝の気温はマイナス2℃で冷え込んだが、
日差しが有って、玄関前の作業場は暖かい