無限∞空間ー新館

1973 MFJ第3戦ノービス125 (CB125S鈴鹿レーシングSPL) 「21」於: 鈴鹿サーキット

CB90B2 コンロッド14ミリ⇒15ミリ小端部移植-4(治具製作/溶接/組立)

ピンを抜く時、コンロッドを痛めてしまった(後述)

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ピンを抜く前にウェイトの端っこに位置決めの穴を設ける

6ミリのSUSシャフトを入れる貫通穴を開けてリーマで仕上げる

組み立て時にシャフトを通して、左右ウェイトの位置合わせに使う

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大端部の穴は摩耗最小だ

ピン外周の摩耗も無く良好だ

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が、分解時ロッドに治具のセットミスで、

コンロッドが少し曲がり、レース面にローラー跡が付いてしまった

微小なので公道用には使える(はず)

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8ミリの鉄板をベースに位置決め治具を製作する

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小端カラーと大端カラーの間隔は、

以前分解した90用改125(鈴鹿Rスペシャル)をセットして決める

アルミカラーにM6ネジを切って有り、寸法が固定される

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位置を合わせたアルミカラーの上に

TL用/CB90B2用コンロッドを小端首下で適当に切断して置く

切断部を数回削って、溶接部をピッタリに合わせ開先加工する

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小端の幅が2ミリ大きいため、大端部に1ミリの鉄板スペーサーを置く

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溶接して貰う

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組立時には、位置決めの穴をシャフトが通る位置に組んだら

振れ取りも簡単に決まった

これだけで、連続6時間作業していた 疲労困憊なり

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溶接部の強度に対しての実績がないので、

慎重に確認したい

web検索では、この加工は1件有った(治具無し)

随分昔のオールドタイマー誌に「ミニ」のDOHC化の記事に載っていた

HGAでは、やっていた様な噂も聞いたが定かでは無い

過去の改造よりは難易度が高い