ホンダに入社したのは、バイクが好きだったのはもちろんだが
本田宗一郎さんに憧れたのかもしれない (当時の社長)
試験内容は忘れたが、「クレペリン」なる試験は覚えている
無事に受かって、会社の資料が届いた時は嬉しかった
ホンダ1300、ホンダZ、CB750、等のパンフレットが眩しかった
2週間ほどの新人研修の後工機課工具係に配属と聞いた時は、
仕事内容の想像なんて全く出来ない
主に、エンジンの加工に使用するドリル/リーマ/カッター/砥石/バイトなどを扱う仕事
バイク自体に触れる仕事では無いので、少しガッカリしたのを覚えている
立ち仕事で最初の3ヶ月は足が痛くて堪らなかったが、
慣れると、立ちっ放しも苦にならなくなった 慣れとは有り難いものだ
仕事にあまり熱心では無かったが、上司への受けは良く
4年間で2回も転倒骨折し会社も随分休んだが、昇給は同期より良かった
レース結果も良かったので、課内(150人?)で知らない人は居なかったはず
エンジン全般の機械加工の現場を外から(刃物から)みていたので
加工手順やらは詳しくなって、その後の転職先でも非常に役にたった
続く~