無限∞空間ー新館

1973 MFJ第3戦ノービス125 (CB125S鈴鹿レーシングSPL) 「21」於: 鈴鹿サーキット

CB125JX ノーマルカムシャフト(ジャンク品)の再生

「ジャンク品」との説明の有るカムシャフトを落札する

確かに焼き付いている

ガバナー位置決めピン穴が余分に開いている

穴位置をずらした意味は、なんとなく判る気がする

ヘッドのアルミが付いているが、

カム母材の焼けは無い

奥の軸受けもアルミが付着

アルミを除去出来れば、使用可能と判断する

付着したアルミを落とす

#240の耐水ペーパーで、ゴシゴシする

更に3種類の油砥石を駆使して、アルミを完全に除去する

カム山は、IN/EX共に0.8ミリ削られているが、

この摩耗は、通常の範囲なので問題ない

ダイヤモンドヤスリで平らに均して油砥石で仕上げる

最終仕上げに青砥でピカピカに磨き上げる

左の未使用カムと比較すると

太い軸受は、マイナス0.03ミリ

細い軸受は、マイナス0.01ミリ

全く問題ない

実動ヘッドに挿入して確認 OK

これで使えるまでに再生出来た

12時から13時まで作業

日が当たると、汗が出る程だ