無限∞空間ー新館

1973 MFJ第3戦ノービス125 (CB125S鈴鹿レーシングSPL) 「21」於: 鈴鹿サーキット

レース事始(回顧)ー2(マシン製作)

オートバイ部に入部したものの、先輩の手伝い以外の仕事は無い
 
その状態が、10月の「日本GP」が終わるまで続く
 
ロード部門の同期も随分いたのだが(40人?)
 
我慢出来ずに、GPが終る頃には4人しか残らなかった(木山/飯島/吉村/私) 
 
他の色々な遊びも有るんで仕方が無い(雰囲気も体育会系に近かったし)
 
木山君といつもつるんで行動していたから、辞めなかったのかも
 
やっと「年末年始合宿」に向かって、自分のマシンの製作が始まる
 
車体周りは、先輩からのお下がり部品を使い(タンクはCB50初期型)
 
エンジンの組立は、先輩(山下さん)が丁寧に教えてくれた
 
CB125Sは量産ラインで流れていたので、ノーマル部品には不自由しない
 
「利材」なる部品廃却場にも使えそうな物が捨てて有った
 
2ヶ月ほどで完成させて、夜中の2時頃にエンジンを掛けたら(外で)
 
近くのアパートに住んでいるモトクロス部門の先輩に怒られた(苦笑)
 
見よう見真似で何とか形になった 先輩のマシンに較べれば貧弱だが
 
ロングタンク/バックステップ/セパハンの立派なマシンだった
 
部品1個から自作レーサーを組上げる事が出来て、なんとも嬉しかった!
 
現金なもので「辞めよう」なんて考えは、全く無くなっていた
 
入社した頃の「フワフワ」した気分から、ジャンプアップした瞬間