まぁ、普通の人は「湿式」→「乾式」と改造したいんでしょうが
乾式はどうにも五月蝿くで適いません
チェンシジの度にチャンチャンとクラッチ音が耳につきます
クラッチを握ったままだと、信号待ちで周りの車からビックリされます
ついでに、ミッションを’89→’88に変更します(ワイドレシオです)
先ずは、ミッションオイルとクーラントを抜いて
サクサクと乾式クラッチを分解 センターには真鍮ブシュが使われてます(湿式はニードル)
ドライブスプロケットを外そうとして、ビックリ
フィキシングボルトが締まってません ロックワッシャのツメが起きてません
こんなので、走っていたんだ!青ざめました カバーの内側には擦った後が有りました
原因は「社外品」のスプロケットのネジのピッチが異なっていて、片方が締まらなかったみたい
どこで整備したんでしょう 自分でやったのかな?
チェンジ/カウンター/キックのオイルシールは交換です(チェンジにはニードルローラー使用)
ミッションを抜くとサッパリしました(スラッジなどやオイルの乳化も無く良い状態)
以前買って、アレコレ研究した’88ミッションを組みます
取り付け関係の寸法は同じと事前にチェック済みでしたので難なく収まります
27ミリのナットにも緩み止めの処置おば
クラッチプレートの厚みも3.1ミリ程あり、センター/アウタ共段差の少ない良い部品です
昔レースでもこの様な変更は行われたらしい(乾式は重いので)
ちょっと走った感じでは、乾式の時より随分静かになりました
チェンジ毎にチャンチャンと五月蝿いクラッチ音も無くなり、イライラしなくてすみます
ロングなレシオなので、定速走行(流れに沿った)の回転数が下がり
静かになりました 5速が’89の6速位の感じになり随分ロングになります
乗り手と同じ「ジェントル」な走りを楽しめます
手放すときに乾式クラッチに戻します(当たり前ですが・苦笑)
NSRの改造はひとまず終了です イイバイクになりました
午後に、乾式クラッチは別なケースに仮組して保管です バラバラだと必ず部品を紛失します
と、あれ? ワッシャーが1枚余ってます イィ~? あそこだぁ~!
早速ばらします 1回やってるのでもう慣れたものです
オイルを抜いて(もちろん再使用)水も抜いて(捨てます・勿体無いが)
ここ(ウォーターポンプ)のスラストワッシャーでした アブネェ~
近所を試走 クラッチの切れは良くないですが(当たり前)
ロングなミッションレシオのお陰で、ノンビリ走れました
あと1箇所 チェーンスライダを取り付けないと(今は、アルミ板が貼ってあります)
すでに程度の良い中古部品(アーム毎)入手済み(新品は、とっくに廃番です)